夢で逢えたら素敵なことね
空を見上げればほら、
同情しないでお願いだから
嘘で固められた愛情
水の中の薔薇
それはきっとどうしようもなく深い愛情で
残酷な華
アルバムに浮かぶ一箇所の染み
きみは小悪魔
真っ赤なルージュでいざ勝負

あんたのことなんてどうでもいいよ早くどこか行っちまえ
「だいすき!」大声で叫んでしまえたらいいのに
そんな瞳で見ないでほらもう抱きしめてしまいそう
一枚の写真に涙してああ僕は何をやっているんだろう
きみは馬鹿だね今すぐ逃げてしまえばいいのに
嘘なら嘘と云ってよ
闇に消えた君
血に染まる君を横目で
どこへ向かうか迷っていた私に翼を与えてくれたのはたった一人のあなたでした
壊してしまいたいよその何もかもを

死なないでって、言ったよね?
ああそうかこれはこんなにも汚らわしい
本気で僕を信じたの?
ちろちろ覗く赤い舌がまるで僕を誘惑しているようで
想いよとどけ
笑顔をみせて泣き顔なんてみたくないから
叫んで叫んで叫んで だけどあたしには逃げ道などない
ただ単にこれは俺の自己満足でしかなくて
眠れない夜はどうか、
月に満ちてく

Tシャツと香水と腕時計とそして置き去りにされた私
魅惑の唇
必死に抵抗したって離してなんかやらないよだって君は僕だけのもの
夢ならどうか、
出来ることなら全てこの手で葬ってしまいたい
あなたの全部がほしいよ
キスをして 深く強く息も出来ないほどに
生きる喜び見つけたよ
こっちが馬鹿みたいじゃないあんなに愛していたのに
きっと永遠に許されることのない過ちを僕らは 犯した

滑らかなそれを指に通して
ほらもうすぐあの空へ手が届きそうなのに
照れくさい言葉 決して口には出さないけれど
そしてまた今日も同じことを繰り返す
瞳に浮かぶ水玉模様
どうぞお好きなようになさってね
艶めく彼女に想いを寄せて
今はそっと見守ることがきみのためにできること
「泣かないで」ごめんね だけど止まらないよ
無垢な少女を汚したくはなくて、